Logic Pro 11 で VOCALOID6 を使用する

LogicPro

2024年11月8日に発売開始された「M4搭載の新しいiMac」を昨年末に購入しました。購入時に音楽制作ソフトウェアの”Logic Pro 11“も一緒に購入しました。以下、VOCALOID6をLogicProで使用できるようにした際の備忘録です。

最初に、VOCALOIDの公式サイトを確認しました。すると、「使い方を学ぶ」-『Q VOCALOID6をDAW上で使用したいのですが、同期設定の方法を教えてください。』の下に記載されている『こちらの記事をご覧ください。』のリンクから「VOCALOID6 Apple Logic Proでの設定方法」というページに辿り着きました。”VOCALOID6″を”Logic Pro X”に連動させることは出来るようです。しかし『M1チップなどAppleシリコン対応Macをお使いの場合は、Logic Proを「Rosettaモード」でお使いいただく必要があります。』との注意書きがありました。

次に、VOCALOIDの公式サイトの「NEWS & EVENTS」を確認してみました。すると、「2024.12.18 VOCALOID6 Editor アップデータ Ver.6.5 公開」というお知らせがありました。お知らせページには以下の記載がありました。

*Apple Silicon 搭載 Mac の Logic Pro X または GarageBand で VOCALOID AU プラグインや VOCALOID Bridge プラグイン (Logic Pro X のみ) を動作させる場合は、Logic Pro X または GarageBand の「Rosetta を使用して開く」設定をオンにしてください。
「Rosetta を使用して開く」設定を変更する方法については、こちらの Apple 社サポートページをご参照ください。

“VOCALOID6 Editor”を最新のVer.6.5にても”Logic Pro X”を「Rosetta を使用して開く」必要があるようです。”Logic Pro 11″だから動くかも知れないと思いましたが駄目でした。

Apple Sillicon 版の VOCALOID Bridge AU は 非対応です。再生停止などのコントロールを VOCALOID6 Editor から行うにはRosetta版の VOCALOID Bridge AU をお使いください。

“Logic Pro 11″をRosettaモードで起動すれば、VOCALOIDの公式サイトの設定方法で”VOCALOID6″を”Logic Pro 11″のプラグインとして連動使用することが出来ました。

MacのRosettaとは

Rosettaのことがよくわからなかったので、Google「Gemini」に聞いてみました。その結果を以下に引用掲載します。

MacのRosettaを一言で言うと、「古いMac用のソフトを新しいMacで動かすための翻訳機」です。

昔のMacと今のMacでは、頭脳(CPU)の種類が違います。昔のMac向けに作られたソフトは、今のMacではそのままでは動きません。そこでRosettaの出番です。

Rosettaは、古いソフトを今のMacが理解できる言葉に翻訳することで、動かせるようにします。

Rosetta (初代):昔のPowerPCというCPUのMacから、ちょっと昔のIntelというCPUのMacになった時に使われた。

Rosetta 2:ちょっと昔のIntel CPUのMacから、今のApple Silicon(M1、M2など)というCPUのMacになった時に使われている。

つまり、Rosettaのおかげで、昔買ったソフトも今のMacで使える場合がある、ということです。特に意識する必要はなく、対応していないアプリを起動すると自動的にRosettaが働きます。

『対応していないアプリを起動すると自動的にRosettaが働きます。』ということなので、Rosettについてはあまり気にしないことにします。

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